僕は同じ会社で1つ違う仕事(兼職)を始めた
兼職を始めた理由はお金が必要だったから
なぜなら当時の年齢は33歳で中小企業の事務系会社員、給与は毎月手取り25万円
年収はボーナス込みで年収450万円だったから
30代前半で2人目の子供が生まれたばかりだった僕はその時努めていた中小企業の会社でなかなか思うような仕事ができないことや、給料が思ったように上がらないことに焦っていた
どこにでもあるような小さな会社だったこともあり、将来がなかなか見通せずこのままでいいのかとても不安な毎日を過ごしていました
さらに僕には家族や子供も2人いる、当然だが会社を辞めるのはとても怖いしできなかった
まわりの友人たちが家を買っていく中で自分だけはマイホームも持つことができずにどうしていいのかさえ分からない状況だった
ただ、そのような状況でもわがままなのかもしれないけれど、僕は今の会社を辞めずになんとか収入を増やしたいと考えていた
そんな冴えない日常の中あるとき、ふと昔歴史の授業で先生が言っていたことを思い出した
それは、昔の戦国時代のお殿様に仕える小さな村の兵士は、普段は農民としてお米や野菜を作っていて、戦い(いくさ)になったら報酬(お金や食糧)をもらって戦っていた、という内容のものだった
僕はこの話は今でいう会社員と同じだ!と直感的に思った
普段は与えられた仕事をこなしているだけで大丈夫だけど、同じ部署の人が病欠や産休育休や退職したときに人手不足で他部署の人が困っているときは、お願いしてこちらから手伝ってその仕事のポイントを覚えたらいくらか手当をつけてもらい給料をあげてもらえるように交渉したらいいんだ!と閃いた
そして僕はさっそく会社の上司に「何か本職以外で手伝うことはないか?」と聞いた
そしたら「今あなたがしている仕事で他部署でも役に立てることってあるの?」
と聞かれたので「事務の兼職でデータの入力のお手伝いはどうですか?」と答えた
すると、上司は「総務という部署で今ある会社とは違う場所で新しくテナントを借りて事業をすることになっている部署があるんだけど、今使っている物を移動することになって人手が足りない、と言っていたからそちらに掛け合ってみるよ」と言ってくれた
その時は「おー、なんでも言ってみるもんだなあ」と思っていたら、上司から次のことを言わ釘をさされた
それは・・・
「君がやろうとしていることはあくまでも自分の仕事に支障の無い範囲で、同じ部署の人に迷惑をかけないこと」
「また、休日出勤や労働基準に反するようなことはしないこと」
この2点だった
僕は「あくまでも最初はお手伝いの範囲でさせていただき、その後それが他部署や会社への貢献になっていて、他部署の方々から認めていただけたら評価してほしい」と伝えた。
すると上司は「会社の社長に会社の規定に問題は無いか確認してから指示を出すから待つように」と言ってくれた。
後日上司から「今の会社は副業や兼職、兼務には柔軟性があって会社の規定にも問題はない」との回答だったので、僕は喜んで自分の仕事の合間に他部署の仕事を手伝うようになった
僕に与えられた最初の仕事は、パソコンやデスクなどのオフィス用品をトラックに積んで関係者で運ぶお手伝い、そして新しいオフィスに必要な物品などを買い出しに行く仕事だった